同マークの重複が問題となる場合について

同マークの重複が問題となる場合についての考察と、それを回避するための考え方を、こちらで説明します。

 

同マーク重複の定義 

研究グループでは、同マークの重複について以下の3パターンを定義しています。そのそれぞれについて可能な限り重複を避けながら、マークの配列はおこなわれます。

 

1、道のりでの重複

ジグザグ移動した場合にもっとも近くなる同マーク

 

2、直線上での重複

一路線上でもっとも近くなる同マーク

 

3、基点交差点同士での重複 

基幹路線同士の交差となる交差点同士で、もっとも近くなる同マーク

  

同マーク重複の想定 

1、道のりでの重複については、一般的な道路ネットワークではn=6を実現できると考えています。 

 

2、直線上での重複については、n=15以上となるよう配列することで、直線距離として最低5km以上、一般的には10km以上(交差点密度によって異なる)を実現できると考えています。

 

3、基点交差点同士での重複は、交通の略図などを作成した場合に問題になるものです。これは配列時に可能な限り排除することで、問題はおこらないと考えています。

 

同マーク重複の問題

1、道のりでの重複については、n=6ということで「道のり2km〜3km、別のマークの交差点を5つ右左折していくと同マークが現れる可能性がある」という意味になります。

カーナビの経路誘導、108標識の案内、ではこの重複が問題となることはありません。 

ドライバーがこの両交差点を取り違える可能性はあります。互いの交差点名が異なる(例:西船橋駅前Sと新堀川北川Sなど)ことで、この取り違えが少なくなる事が期待されます。

 

2、直線上での重複は、直線距離として最低5km以上、一般的には10km以上となり、ナビ、案内標識での問題はありません。しかし地図を覚えて運転する際に、長い直線後のSを曲がるときにはその(5〜10km)手前にもSがある可能性はあります。

ですので「2つ目のSを右」や「三叉路のS」など、覚え方の工夫が必要な場合があります。またこれは交差点を「コンビニなどのランドマーク」で覚える際の動作と同じものであることから、ユーザの理解も得やすいと考えています。

 

3、基点交差点同士での重複も、2と同様の配慮が必要です。